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記事公開日: 2023/11/14
ホワイトペーパーのデザインは、読者の関心を引きつけることを意識して工夫することで、リード獲得に高い成果が期待できます。
そのためホワイトペーパーを作成する際は、デザインを単なる装飾と捉えるのではなく、読者に興味や信頼感を持ってもらえるように仕上げることが重要です。
本記事では、ホワイトペーパーにおけるデザインの重要性や制作の際の注意点、成功事例や最新トレンドまで幅広く紹介します。
目次
ホワイトペーパーは、企業が顧客に提供する「お役立ち資料」を指します。自社の商品・サービスに関する情報や、業界における特定のテーマへの見解、課題解決に関するソリューションに関する資料など、様々な種類があります。
リード獲得やリードナーチャリング、顧客との関係構築を目的として利用されるため、内容の質と共に、読者を魅了するデザインであることが非常に重要です。以下では、ホワイトペーパーのデザインの重要性について詳しく解説します。
デザインがもたらす主な3つの効果についてみていきましょう。
ホワイトペーパーはダウンロードしないと内容がわからないため、表紙のデザインでいかに読者の興味を引きつけられるかどうかが、ダウンロード数=リード獲得数を左右します。魅力的なデザインに仕上げることができればダウンロード数は増加し、リード獲得数も向上するでしょう。
またいくら内容の質が高くても、読みづらいデザインでは離脱率が高まってしまいます。読みやすいデザインを施すことで読者の関心を引き、資料を最後まで読んでもらう可能性は高まります。
ホワイトペーパーのデザインは、企業のブランドイメージを強化する手段としても使用されます。
一貫したデザインやロゴ、カラースキーム、画像やイラストを使用することで、読者に好印象を与えられるほか、認知度向上にも効果が期待できます。
ホワイトペーパーのデザインにおいて、基本となる要素を理解することは非常に大切です。特に「色彩、フォント、レイアウト」は、読者に与える印象や自社への信頼感に大きな影響を与えます。以下、それぞれの要素について詳しく解説します。
色は、自社に対する読者の印象へと直接的に影響する要素の一つです。ホワイトペーパーに使用する色を工夫することで、より良い印象を与えることができたり、同じ内容でもより読みやすいコンテンツを提供できたりします。
ホワイトペーパーの全体に自社のブランドカラーを利用することで、一貫性を持たせることができます。また、CTAボタンを目立つ色で設置すれば、読者を次のアクションへと導くことができるでしょう。
フォントは、読みやすいホワイトペーパーを作成するために非常に重要なポイントです。適切なフォントを選ぶことで、読者の負担を減らせる上、文章の大事な部分を強調することができます。
フォントのサイズや太さ、行間などの細かな設定も工夫が必要です。ホワイトペーパーをパッと見た時に内容を理解してもらいやすいのはゴシック体やメイリオ、読み物としてじっくり読んでもらいたい場合は明朝体が向いているとされています。
A4で作成する際、文字の大きさは11〜12ptにするのが適切でしょう。目的やターゲットに応じて使い分けるのが大切です。
レイアウトは、伝えたい情報を視覚的にわかりやすく表現する役割を担っています。テキストとビジュアルのバランスを考えた上で適切なレイアウトを採用することで、読者が情報を理解しやすくなります。
データなどを掲載する場合は、テキストだけではなく、図やグラフなどのインフォグラフィックを活用して可視化することもポイントです。
以上のデザインの基本要素を適切に組み合わせることで、効果的なホワイトペーパーを作成することができます。次章で、ホワイトペーパーの制作の基本ステップについて詳しく解説します。
ホワイトペーパーを制作する際、以下の基本的なステップを踏むことで、目的に合わせた質の高いホワイトペーパーを作成することができます。以下では、6つのステップについてそれぞれ詳しく解説します。
ホワイトペーパー制作の最初のステップは「課題の設定」です。顧客が抱えている課題を設定し、どのようなテーマ・タイトルでホワイトペーパーを作成するかを決めましょう。
読者は、具体的な自社の課題解決のための情報を必要としているため、そのニーズを的確に把握する必要があります。ニーズに対応した質の高いテーマを題材にすることがポイントです。
またその際、「自社商品・サービスはどのように課題を解決できるのか」ということも明らかにしておけば、ホワイトペーパーの制作をスムーズに進められます。
次に、自社商品・サービスを利用するユーザーを架空で設定する「ペルソナ」を設定します。より詳細な人物像を想定することで、ターゲットにより刺さるコンテンツを作成しやすくなります。
例えばターゲットを「東京都内在住の40代男性」とした場合、ペルソナとしてさらに「職業・家族構成・趣味・興味のある分野」などの詳細情報を設定することで、ホワイトペーパーまでの導線を決めやすくなり、より高い成果を期待できます。
認知度向上、信頼感の向上、購買促進など、ホワイトペーパーを通して「読者にどんな行動を起こして欲しいのか」という目標を設定する必要があります。
目標は企業によっても異なりますが、企業と顧客との関係性によっても変化するため、現在の状況やフェーズを鑑みて、最も適切な目標を設定することが重要です。
「課題・ペルソナ・目標」を設定したら、ホワイトペーパーのテーマを設定します。一通り候補をあげた中からテーマを絞ることで、顧客にとって有益なコンテンツを作成できるようになります。
様々なテーマの中から、最初に設定した「課題」を解決できるものを採用し、「顧客の問題を解決する」ことにフォーカスしたテーマを設定することが重要です。
基本的にホワイトペーパーには以下の4つに分類されます。
企画したテーマや見込み顧客のニーズに合わせて、情報の量や質、構成を考慮しながら、読者が理解しやすい形で提供できるように情報を整理することが重要です。
ボリュームが少なすぎると読者の期待を裏切ることになり、多すぎると読者が離脱する原因となります。4ページ〜20ページに収めた上で、届けたい情報を簡潔に提供することが大切です。また公的機関の情報や具体的なデータを取り入れることで、信頼性を高めることができます。
ホワイトペーパーを制作する上でのルールである「レギュレーション」を設定します。
具体的には「ですます調での執筆・見出しごとに画像を挿入・数字は半角」などの項目があります。レギュレーションを設定した上で制作することで、ホワイトペーパーに統一感を持たせることが可能です。
ホワイトペーパーを制作する上で、デザインに関して気をつけるべきポイントがいくつか存在します。次章でみていきましょう。
ホワイトペーパーのデザインは、情報を伝えるだけでなく、読者の興味や関心を引きつけるための重要な要素となります。限られたページ数の中で効果的に情報を伝えるためのデザインのポイントについて解説します。
ホワイトペーパーにおいて、イラストや図解の活用は非常に効果的です。
複雑な情報やデータを扱う場合は、グラフや表を使って視覚的に伝えることで、読者の理解をサポートすることができます。効果的に図解を挿入できれば、専門的な内容のものでも読みやすくなり、読者の離脱を防ぐことができるでしょう。
また、自社キャラクターのイラストやオリジナルのイラストを取り入れることで、読者に新鮮な印象を与えることができます。
ページの構成やレイアウト、デザインの最適化は、ホワイトペーパーの読み進めやすさに直結するため非常に重要です。情報の流れや重要度に応じてページの構成を設定することで、読者の興味や関心を持続させることができます。
また、先述したような文字のサイズをはじめ、配色や色のコントラスト、画像や適切なイラストの配置など、ホワイトペーパー全体における最適化を意識して制作することで、より質の高いホワイトペーパーを制作できるでしょう。
最後に、読み手の視線を考慮したデザインを意識しましょう。読者がどの部分に注目するのか、どの情報を重要視するのかを理解した上でデザインを行うことで、効果的なホワイトペーパーを制作することができます。
また、オファーページにはわかりやすい配色でCTAボタンを設置し、問い合わせなどに誘導することで、より大きな成果が見込めます。奥行きを出すなど、目線を集める工夫を施すのもおすすめです。
以上、ホワイトペーパーの制作とデザインのポイントについて解説しました。ポイントをしっかりと押さえ、効果的なホワイトペーパーを制作しましょう。
本章では、実際のホワイトペーパーの成功事例についてみていきましょう。
その中でも特に、誰でも簡単に資料・動画を作成から配信までできる電子ブック作成ツール「ActiBook」を活用し、利用しやすいデザインを施すことで成果を得られた事例を紹介します。
化学的合成添加物を使わない、安全性を追求したお惣菜などの、食材の開発・宅配・通販サービスを提供する、株式会社SL Creationsは以前、インターネット上にPDF形式のファイルをアップロードする形で、定期的に月刊誌・商品カタログなどを発行していました。
しかし、実際どのくらい資料が閲覧されているかなどの行動ログを計測できず、具体的な反応を把握できていないという課題がありました。
そこで同社は、ログ情報を取得できる電子ブック「ActiBook」を活用し、おせちなどの商品カタログのWeb化を行ったほか、メルマガ用の商品チラシを配信しました。その際、Webカタログの使い方が分かるようにバナーを動く画像(Gif画像)に変更するなど、ユーザーが使いやすいように工夫してA/Bテストを実施した結果、クリック率への改善や課題の解決に繋がりました。
Webカタログ化したことで、Web広告などからLP・自社サイトに流入された方たちにも、紙カタログとおなじように商品情報を提供できるようになったというメリットもあります。
直感的な操作で閲覧できるようにデザインされたActiBookでは、年配の方などのユーザー層との相性も良かったのもポイントで、多くの人に利用してもらえることができました。約3か月間の取り組みで、コンバージョン率は12.7%と大きな成果が得られました。
参考:コストをおさえた使いやすいツールで、紙カタログを電子化。今まで届けられなかったお客様にも広く情報提供できるようになり、CVRは12.7%を達成!|株式会社SL Creations様
株式会社エポックケミカルは、企画から成形、市場投入まで一貫したシステムで筆記具、化粧品容器を中心としたプラスチック加工品の生産を行う企業です。同社は紙の商品カタログを制作していましたが、管理や情報更新の大変さなど、非効率な作業が大きな課題でした。
電子ブック作成ツール「ActiBook」を活用したことで、いつでも簡単に最新の情報に更新できるようになり、作業効率が向上しました。
また、商品の魅力をよりわかりやすく伝えることができる動画をカタログに埋め込むことで、顧客から「イメージが湧きやすい」という評価を得られたほか、大型の展示会や見本市でのアプローチを通して、閲覧数が増加するという成果が見られました。
動画が不要な人への通常版カタログの他に、「動画集」というカタログを作るなど、ユーザーの理解を深められるように工夫してコンテンツを制作している点も、同社の特徴です。
参考:電子化で最新の情報を常に届けるカタログに!動画埋め込みやカタログの一覧表示で、お客様にオリジナル筆記具の魅力をより伝えやすく|株式会社エポックケミカル様
「ActiBook」は3ステップで、誰でも簡単に資料・動画を作成から配信までできる電子ブック作成ツールです。ActiBookを活用してホワイトペーパーを作成・配信し、商談に繋げることもできます。
ホワイトペーパーに電子ブックを活用すれば、ダウンロード後のコンテンツ強化や、動画などのリッチコンテンツの提供など、従来のPDFでは実現できなかったことを実施でき、CVR・CTR向上など様々な効果が期待できます。
興味のある方はぜひこちらをご覧ください。:「ActiBook」
関連記事:ホワイトペーパーとは 電子ブックでホワイトペーパー配信をするメリットや商談に繋げる施策をご紹介します
ホワイトペーパーを制作する際に注意すべきポイントについて紹介します。
ホワイトペーパーは情報量が多いため、文字のフォントやサイズは非常に重要です。読者がストレスなく読めるよう、適切なものを選びましょう。
先述したように、ホワイトペーパーでは文字のフォントやサイズ、太さ、行間などの設定にも気をつける必要があります。瞬時に内容を理解してもらいやすいフォントはゴシック体やメイリオ、じっくりと読んでもらいたい場合は明朝体がおすすめです。
A4で作成する際、文字の大きさは11〜12ptにするのが適切とされています。また情報の優先度や重要度に応じて、見出しを付けたり、強調部分のサイズを調整したりする必要もあります。
ホワイトペーパーでも特に大事なのが表紙です。読者の興味を引きつけ、「ダウンロードしたい」と期待してもらえるような魅力的なデザインを施しましょう。
一目で内容を理解でき、内容を知りたくなるようなタイトルにすることで、ダウンロード数は向上するでしょう。他にも「副題」「イラストや配色」「企業ロゴ」などの要素があるため、それぞれのバランスを見ながらキャッチーなデザインにすることをおすすめします。
目次はホワイトペーパーの内容が瞬時にわかるようにまとめる必要があります。表紙のデザインやイメージと連動させ、統一感を持たせることも大切です。
表紙と同様、目次もダウンロード前に閲覧できる場合が多いため、目次を見て「ダウンロードするか否か」を判断するユーザーもいます。目次を簡潔・適切に整理することで、ユーザーに「自分の欲しい情報が載っている」と信頼してもらうことができ、ダウンロード数の増加につながるでしょう。
ホワイトペーパーに使用する画像は、内容を補完し、読者のスムーズな理解をサポートするものであるべきです。関連性の低い画像や、質の低い画像を載せてしまうと、読者の負担になってしまう場合もあります。
高解像度でクリアな画像や、わかりやすい図解、親しみやすいイラストを選び、リッチな資料になるよう工夫しましょう。専門的な解説が必要になる場合には、内容を簡単に理解できる視覚的な図表・イラストを用いることで、読者の離脱も防げます。
画像のサイズや配置も、全体のデザインとの調和を考慮して選ぶことが大切です。
ホワイトペーパーのオファーページでは、ユーザーに達成して欲しい行動を示してCTAボタンを設置し、サービスの詳細ページや問い合わせなどに誘導しましょう。そうすることで、ただ単にホワイトペーパーを読んで満足し、離脱してしまうのを防ぐことができます。
またオファーページでのデザインを工夫して次の行動へとつなげることができれば、高い成果を見込めます。CTAボタンは全体のデザインと調和した上で、目立つ色で設置することが大切です。
ホワイトペーパーをどの媒体で公開するかによっても、デザインを工夫する必要があります。
ホワイトペーパーは主に、①自社サイト ②プレスリリース ③メルマガ ④SNS で公開されます。自社サイトやメルマガでは、信頼性の高さをアピールするために、堅実でシンプルなデザインにするのが効果的とされています。
一方、プレスリリースやSNSで公開する場合、キャッチーなデザインや、拡散されやすい魅力的なデザインを施すことをおすすめします。媒体によって刺さるデザインは異なるので、それぞれの特色を理解したうえでデザインを練りましょう。
ホワイトペーパーにおいて、最新トレンドのデザインにはどのようなものがあるのでしょうか?
近年、パソコンではなくスマートフォンからホワイトペーパーを閲覧するユーザーも増加しているため、スマートフォンからも閲覧しやすいデザインを施す必要があります。
その際、利用しているデバイスの画面サイズに合わせて表示を切り替える「レスポンシブデザイン」を採用しましょう。スマートフォンからも読みやすい資料を提供できれば、ダウンロード率の向上が期待できます。
近年、シンプルで洗練されたデザインが好まれる傾向にあります。無駄を省き、情報を的確に伝えるデザインが求められています。
統一感のあるデザインや、洗練されたデザインを取り入れることで、ホワイトペーパーが現代的で魅力的に見えるようになり、情報の信憑性や企業の信頼性向上に影響します。
事前にレギュレーションを定めることで、洗練されたホワイトペーパーを制作できブランドのイメージアップにも繋がるでしょう。
ホワイトペーパーのデザインに、自社のブランドやメッセージに合わせた独自のアレンジを加え、オリジナリティを演出することも重要です。
オリジナリティを持ったデザインは、自社のブランドイメージアップにもつながるほか、読者の記憶に残りやすくなるという効果もあります。独自の魅力で読者を引き込むことができれば、最後まで読んでもらえる可能性も高まるでしょう。
ホワイトペーパーのデザインは、単に見た目を美しくするだけでなく、情報を効果的に伝えるための重要な要素です。
デザインの基本要素や工夫、注意点など、本記事で紹介したポイントを意識することで、より魅力的なホワイトペーパーを制作することができます。読者が理解を深めるのをサポートするほか、読者の負担を減らすという効果もあるのでより大きな成果が期待できるでしょう。
まずは一度、ホワイトペーパーを実際に作成し、その結果をもとに継続的に改善していくことが大切です。ログ情報を取得できたり、動画を活用した訴求が行える電子ブックを用いることで、魅力的且つ読みやすいホワイトペーパーを作成することができます。
無料から利用できる電子ブック作成ツール「ActiBook」では、誰でも簡単に、ホワイトペーパーなどの資料を3ステップで作成・配信することができます。興味のある方はぜひこちらをご覧ください。
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