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記事公開日: 2020/12/11
最終更新日:2021/07/01
前橋文学館様は前橋市出身の詩人たちの資料を豊富に展示しており、年間5~6万人の方が訪れる文学館です。常設展に加え、様々な企画展も開催しており、来館者の方により楽しんでもらえるように制作会社の株式会社五光様とAR企画を実施しています。
萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち前橋文学館 様
hhttps://www.maebashibungakukan.jp/
株式会社五光 様
前橋文学館 高坂様(以下、高坂様):佐野市のゆるキャラ「さのまる」がARを取り入れた企画を実施している話を聞いて、文学館でも使えると感じたのがきっかけです。ARで動画や3Dを表示させることができる点に魅力を感じました。
五光 田村様(以下、田村様):クラウドサーカスの営業の方に話を聞いたり、展示会のブースでCOCOARの使い方を見て、活用できそうだと感じたからです。
高坂様:費用もとてもリーズナブルだったので、導入のハードルが低かったというのもありますね。
高坂様:パンフレットにARを仕込んで企画展を盛り上げる演出や文学館をめぐるARスタンプラリーでたびたびCOCOARを活用しています。
現在は企画展「怖いを愛するー映画監督・清水崇の世界展」を盛り上げるために活用しています。前橋市出身で、映画「呪怨」などホラーをメインとして様々な作品を世に送り出している世界的映画監督・清水崇の作品世界を存分に味わっていただける企画展となっています。AR企画として「COCOAR」で壁、階段、お札などから作品に登場する怨霊の伽椰子と俊雄が現れるような演出を実現しました。
▼企画展「怖いを愛するー映画監督・清水崇の世界展」
https://www.maebashibungakukan.jp/kikaku/3468.html
高坂様:AR体験への導線づくりは意識しました。順路の一番最初の壁にアプリダウンロードの案内を出し、ARマーカーの案内パネルも用意したおかげで沢山の方にARを楽しんでいただけています。
また、企画については清水監督の「怖さと笑いは紙一重」という考えを体現したいと思っていました。COCOARのランダム再生機能は1つのマーカーから複数のコンテンツを表示させることができる機能のため、怖いものから笑えるものまで同時に楽しんでもらえる企画を実現できました。
田村様:ARコンテンツの見せ方については、実際にユーザーがスマートフォンで見た際、「本当にここに(怨霊が)いるんじゃないか?」と思ってもらえるように、ARコンテンツが階段の上や椅子の上など特定の場所に表示されるように設定しました。
高坂様:今までで一番反響がありました!ホラー映画を扱った企画展なので、いないはずのものが出てくるというARの性質と幽霊の性質がうまくマッチしたと感じています。特に、他の企画展に比べSNSに上げてくれる反応は多かったです。
インタビューのより詳しい内容は、COCOARの公式HPサイトでご覧いただけます。
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