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対策キーワードが軒並み3位以内に!質の高いリードを獲得することで受注までのスピードがアップ/株式会社ユニリタ

対策キーワードが軒並み3位以内に!質の高いリードを獲得することで受注までのスピードがアップ/株式会社ユニリタ

記事公開日: 2021/01/07

最終更新日:2021/10/31

クラウドサーカス株式会社が提供する、国産CMS「Blue Monkey」を活用し、Webサイトをリニューアルしたお客様の事例をご紹介します。

 

今回は、自社パッケージソフトウェア製品やサービスの開発、販売、保守を通じて、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する株式会社ユニリタ様におうかがいし、同社のマーケティング部の皆さまとヘルプデスク機能を中心としたサービスマネジメントプラットフォーム「LMIS」のご担当者様に取材をさせていただきました。

株式会社ユニリタ

https://www.unirita.co.jp/

事業内容 法人向けパッケージソフトウェアおよびクラウドサービスの開発・販売・サポート
導入サービス CMS「Blue Monkey」、Web制作、Webコンサルテイング
サイトカテゴリ コーポレートサイト、メディアサイト、サービスサイト

お客様の紹介

株式会社ユニリタ様は、データ連携ツール、ヘルプデスクツールなど、さまざまな企業向けパッケージソフトウェアおよびクラウドサービスを開発・提供する企業です。
同社はコーポレートサイト(企業サイト)のほか、オウンドメディア「idearu(アイディアル)」、各製品を詳しく紹介するサービスサイトを展開しており、WebサイトやWebマーケティングの戦略立案は同社のマーケティング部デジタルマーケティンググループが担当されています。

今回は、マーケティング部デジタルマーケティンググループの4名の皆さまと、同社ヘルプデスク機能を中心としたサービスマネジメントプラットフォーム「LMIS(エルミス)」のご担当である澤田様にお話をうかがい、Webサイトリニューアルの経緯や製品を支えるマーケティング戦略の重要性について語っていただきました。

お話をうかがった方:

営業本部 マーケティング部 部長代理

兼 デジタルマーケティンググループ グループリーダ

伊藤 聖一郎 様

 

営業本部 マーケティング部 デジタルマーケティンググループ

川口 亜美 様、宇部 希代美 様、秋山 文香 様

クラウドビジネス本部 サービスマネジメント部

デザイン&デリバリグループ グループリーダ

兼 マーケティング&セールス エグゼクティブ

澤田 大輔 様

リニューアル前の課題と採用の決め手

制作後も相談し、一緒にサイトを育てていける会社に決めました

ユニリタ様には、コーポレートサイト、オウンドメディア「idearu(アイディアル)」、サービスサイト「LMIS(エルミス)」「Waha! Transformer(ワハ トランスフォーマー)」「STORE+(ストアプラス)」にてMtameが開発するCMS「BlueMonley」をご活用いただいています。 以前は、Wordpressでコーポレートサイトを構築し、自社でサーバー運用・保守を行っていたそうですが、リニューアル以前、Webサイトにはどのような課題を感じていたのでしょうか?

伊藤様:ユニリタは2015年に2社が合併して現在の形になりました。
当時、2社のサービスを合わせて紹介するWebサイトを作る必要があり、Wordpressをカスタマイズして構築しました。
3年ほどそのサイトで運用したのですが、Wordpressをカスタマイズしているため、安易にバージョンアップやセキュリティパッチを当てることができず、その検証をするためにも費用がかかるようになってきました。

また、自社に技術者がいることから、当時はサーバーも自社で調達して運用していたのですが、技術者も優先すべき本業があるなか、社内の保守に時間を割きにくい状態になっていました。

伊藤様の人物写真

Web制作の業者を選定する際には、どのようなことを重視して検討したのでしょうか?

川口様:Webサイトを作って終わりではなく、その先の運用やデジタルマーケティング全般を提案してくれる会社がいいと思っていました。

当時、5社ほどから提案と見積もりをいただいただき、デザインが良い、費用が安い会社は他にもありましたが、マーケティングの知識があり、制作後の運用の相談ができそうという点でMtameを選びました。

また、自社開発のクラウド型のCMSを使った提案だったことも大きいです。
自社でサーバーを保守・管理する手間を削減できますし、当社もクラウドサービスを提供している会社なので、社内的にクラウドに対する抵抗もありませんでした。

宇部様:当時、見積もりをお願いする各制作会社さんにRFP(※)をお渡しし、そこに目標とする数値を書いていたのですが、それに対し、具体的な提案をしてくれたのはMtameだけでした。
そういったことも、制作後も相談できそうだな、という考えにつながりました。

※Mtame注:Webサイトに求める要件をまとめた提案依頼書

オウンドメディア開設後の効果

オウンドメディア「idearu(アイディアル)」

対策キーワードが軒並み3位以内に!

ユニリタ様は、Webサイトのリニューアル前からブログの運用を積極的に行っていました。しかし、コンテンツが増え、PVが増加することでSEOの効果は得られても、それが各事業に結びつく具体的な成果(CV)につながらないことに課題があったといいます。

川口様:それまでコーポレートサイト上でブログとして運用していたコンテンツを、オウンドメディア「idearu(アイディアル)」として別サイトで制作し、CVまでの導線を整理しました。

Mtameのコンサルタントの方にキーワード戦略や記事の書き方などを提案してもらいながら運用してきたのですが、最近では、ターゲットとする複数のキーワードで検索結果表示3位以内を獲得しています。
「idearu」経由でサービスサイトに流入したユーザーのCVも月10件ほど獲得できるようになりました。

川口様の人物写真

宇部様:なかでも成功事例といえるのが「LMIS」のサービスサイト化による成果です。
実は、ブログの開設当初は、当社のいろいろな事業部が記事を書いていたのですが、なかなか続けることが難しく、唯一続けることができたのが「LMIS」の事業部でした。
そこで、事業部の意向もあり「LMIS」に特化したより戦略的なWebサイトをコーポレートサイトとは別に、サービスサイトとして展開することになったのです。

宇部様の人物写真

「LMIS」マーケティング戦略の成功

サービスサイトエルミスの画像

サービスサイト「LMIS(エルミス)」

質の高いリードを獲得することで受注までのスピードがアップ

ユニリタ様の「LMIS」のご担当者である澤田様に、デジタルマーケティングの重要性とその効果についてお話しをうかがいました。

澤田様:私の部署は、ユニリタの中でも早くからクラウドサービスを提供していた部署であり、クラウドサービスのビジネスにおけるデジタルマーケティングの重要性を認識しているメンバーが多かったことから、コンテンツの重要性にも理解がありました。
そのため、ブログの記事作成もチームで分担し、継続することができたのだと思います。

サービスサイトは、「LMIS」のサービス名・ロゴを変更し、ターゲットの幅を拡大するという製品戦略の変更に合わせて制作しました。
コーポレートサイト内の製品説明では、表現できる情報の量が限られますが、別サイトとして立ち上げたサービスサイトでは、新しいターゲット層に「LMIS」の活用シーンをわかりやすく伝えるためのコンテンツなどを充実させることができました。

サービスサイトからのリード獲得数、新規受注数も順調に伸びており、質のいいリードを営業に渡すことで、受注までのスピードも格段に早くなっています。
私はこの半年に顧客訪問を1度しかしていないのですが、それでも新規顧客はかなり獲得できています。
それは、サービスサイトから獲得できているリードの質が高いからだと感じています。

澤田様の人物写真

その後のサービスサイト戦略

客観的な視点からの提案で社内の理解も深まりました

ユニリタ様は、「LMIS」サービスサイトでのデジタルマーケティング戦略の成功事例に基づき、同社が展開するその他の商材でも個別のサイトを持ち、商材ごとのブランド力を高めていく戦略をとっています。

秋山様:「LMIS」でWebサイトからの顧客獲得の成功事例ができてからは、社内のデジタルマーケティングに関する意識も変わり、他の商材の事業部からも「うちもサービスサイトを作りたい」というリクエストが出るようになりました。

私達がマーケティングを担当する「Waha! Transformer」でもサービスサイトを制作したのですが、歴史の長い製品であるがゆえに、マーケティング戦略に基づいた新しい表現をしたいと考えても、社内の理解を得るのに苦労したことがありました。
そんなときにもMtameのコンサルタントの方が、数値に基づいて提案してくださったことで、適切なコンテンツになるよう着地させることができました。

秋山様の人物写真

マーケティングの力で各事業の幹をより太く

最後に、Webサイトの制作や運用、マーケティング施策などに関する今後の展望とMtameに期待することをうかがいました。

伊藤様:当社のクラウドサービスの主力である「LMIS」においてデジタルマーケティングの活用が良い結果を生んだことで、社内にもマーケティングの重要性が再認識され、マーケティング部の人材も増やすことができました。
1事業に対し1人マーケ担当がつく体制になったので、今後はそれぞれの担当がそれぞれの事業の幹をより太くしていくような活動をしていければと考えています。

また、Webサイトがさまざまなマーケティング活動のプラットフォームであることは間違いないと思っています。
Mtameには、今後も数値や外部からの客観的な目線を生かした提案をしてくださることを期待しています。