太成二葉産業株式会社様は昭和24年、印刷物の光沢加工業として創業し、印刷物の美粧性・機能性を高めた高付加価値印刷を提供している会社です。平成7年から印刷事業を開始し、印刷物の企画・提案からデザイン、 印刷、表面加工、紙工、アッセンブリまで事業を広げ、お客様のセールスプロモーション活動の企画・デザインから印刷・加工までサポートしています。
太成二葉産業様株式会社 様
鈴木様:ARを知ったきっかけはアイドルのカードにカメラをかざすと、カードからメンバーが飛び出すという企画です。これは使えると思い検討しました。
お客様にARを盛り込んだ企画についてお話すると、ARに対するお客様の反応は好感触なのですが、高度なカスタマイズや業務提携が必要であったり、費用が非常に高額であることが課題でなかなか実現化しませんでした。
ARの情報を集める中で、「COCOAR」は導入・運用コストが圧倒的に安く、汎用性が高いと判断し、導入いたしました。
鈴木様・笹川様:COCOARを導入し「どのように活用していこう?」と模索していた時に、 ちょうど江崎グリコ様とパッケージやカードの印刷についてご相談しておりましたので、そのパッケージやカードの試作品にCOCOARを 設定してご提案してみました。江崎グリコの担当者様はもともとARにご興味があったようで、気に入っていただき採用に至りました。
採用いただいたのは「一緒に食べると味が変わるつながるパッケージデザイン」で好評だった「ポッキー」と「午後の紅茶」のコラボレーション企画です。パッケージを2つを並べると1つの絵柄になるデザインで、COCOARを並べた絵柄にかざすと、カップルが会話を始めるAR動画が出現する仕掛けにしました。
笹川様:ポッキーと午後の紅茶のコラボレーション企画はTwitterで3万以上ツイートされ、 昨年を上回る反響がありました。企画やコンテンツの強さによる影響もあると思いますが、ARを組み込んだことも好評だったようです。
鈴木様:ARサービスとしてCOCOAR単体でお金を生み出していくというよりは、印刷物やSPツールの付加価値を高める手段として、当社のメイン事業である高付加価値印刷で成果を出しています。 また、COCOARがあるおかげでARを盛り込んだ今までにない新しい企画提案ができるようになったりと、当社にメリットをもたらしてくれているのは確実です。
鈴木様:マーケティング活動に活用できる機能の拡充を期待します。ARはノベルティやPOP、カタログなどの販促ツールに設定するケースが非常に多く、ARはすごいことができる飛び道具的なツールではなく、 販促ツール・マーケティングツールだと思っております。お客様が販促ツールに期待することは「成果(売上)」ですので、 ログデータ取得機能のさらなる充実など販促企画に活用できる機能が増えることを期待しています。
鈴木様・笹川様:お客様の成果が出るような企画提案をしていきたいと考えていますので、今後も「お客様の売上が上がるかもしれない!」と思った企画があれば、引き続き販促ツールの付加価値として、ARを提供していきたいと思います。
インタビューのより詳しい内容は、COCOARの公式HPサイトでご覧いただけます。